2011/12/14

Ricochet

映画やテレビの銃撃戦のシーンで、銃の音は当然必要ですが、ricochet(リコシェット・跳弾)の音もリアルさを出すためには必要です。

銃の音は「ドキュ〜ン」、「ババババ〜ン」ですが、跳弾は「ピキュ〜ン」、「チュチュン」という感じで、飛んできた弾が背後の壁や地面などに当たって跳ね返る音です。

 

さて12月11日放送のNHKドラマ「坂の上の雲」を見ていました。日本軍が二百三高地を攻略すべく突撃するシーンがありましたが、そこでロシア軍が撃ちまくる機関銃の音とリコシェットが非常に印象的でした。

日露戦争当時、日本にはまだ機関銃はありませんでした。敵の撃ってくる機関銃を初めて見た時日本兵はさぞ驚いたことでしょう。そして二百三高地に突撃した兵士の何人もがこの機関銃に倒されていったのです。

スローモーションで機関銃のリコシェットが印象的に鳴っているシーンを見て単なる戦闘シーンの音付ではなく、この時代の日本軍とロシア軍の兵器の差が、とてもリアルに感じられるサウンドデザインでした。

映画などを観る時、ちょっと気にしてみると面白いですよ。

 

大川


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